このところ"命"に関わる問題が次々と社会問題化してきています。
その一つが「障害者自立支援法」です。先日研修会に参加する機会を得ました。3障害を一元化することや社会参加(就労)支援など、評価すべき点もありますが、問題も多い法律です。応能負担から応益負担(定率負担と言い換えている≒原則1割負担)に変わること、障がい者は多様(3障害・難病・自閉・複合)で認定やサービスが充分対応出来るか等であります。「障害者死援法」とさえ揶揄されています、つまり論議がまだまだ不十分(拙速)ということです。
| 二つ目は「アスベスト(石綿)」被害です。直接的な職場は勿論工場周辺の住民、更には建材として使用されていたのですから、どこでも起こりうる問題という点で深刻です。症状が出るまでに30〜40年も潜伏し |
 |
何の自覚もないといわれており“静かなる時限爆弾”といわれる所以であります。76年に旧労働省がその危険性を指摘しました、吹きつけの禁止が75年、青石綿の使用が禁じられたのはその20年後であり、92年には |
議員立法で「規制法」が提出されましたが廃案になっています。対策は欧米から40年も遅れています。アスベストが原因の中皮腫による死亡者は今後40年間に10万人に及ぶといわれています。行政(関連企業)の「不作為の怠慢」であります。
三つ目は「BSE」問題です。20ヶ月齢以下の牛が検査対象から外されようとしています。全国のBSEの検査費用は約72億円で、と畜頭数は120万頭ですから、枝肉100g当たり僅か1.4円なのです。国がこの程度の安心・安全のコストを支払うのは当然と考えます。
いずれも"命"の価値が軽んじられているのではないでしょうか!