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道州制は、自治へのステップ

2004年 4月

佐々木隆博


道州制の論議が、にわかに活発になってきています。
 昨年の衆議選の折り、民主党がマニフェスト(政権公約)で「分権革命」として道州制を掲げました。一方小泉首相も自民党の政権公約検討委員会で「北海道を道州制のモデル(特区)に」と発言したことなどから、今年の道開発予算に、包括補助金として百億円が措置されました。

 道は早速、専掌の組織を編成し、「道州制プログラム」の編成に入っています。四つの基本方向(1)規制緩和(2) 権限委譲 (3)財源委譲 (4)事務事業の一元化などをまとめましたが、宮脇座長の提言もあって九つの「推進プラン」(政省令の適用除外=上書き条例)として徐々に形が作られ始まっています。(HP議会報告参照)
 始まったばかりの論議ですが、今からしっかりと課題を整理しておかなければなりません。

先ず当面の課題として、百億円四年間となっていますが、枠の拡大と、ハード事業に固定されているものをソフト事業へと拡大することが必要です。
 次に、特区ではなく、上書き条例の権限のような自己決定の主権、規制改革(規制緩和・権限委譲・事務一元化・財源委譲など)、国の出先機関の機能統合などを確立していかなければなりません。併せて、道内分権も必要です。

 そして何よりも、道州制とはどういう姿なのかを示すことです。そして道州制は単に行政の改革であってはなりません。道民生活がどう変わる(向上する)のかが示されなければなりません。
 「道州制」は、自治(地方主権)への大きなステップです。多少の痛みは伴いますが、自主自律への大切な一歩です。                             

[2004 4月]

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