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ともに生きる

2002年 01月

佐々木隆博

明けましておめでとうございます。
お揃いで健やかに、新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

【激動の幕開け】

 21世紀の始まりは、まさに激動の一年でした。
中央省庁の再編でスタートした二一世紀の政治は、四月には小泉内閣が誕生し「聖域なき構造改革」に走り出しました。
北海道では、そごうやマイカル、二大紳士服などの撤退が相次ぎ、信組破綻や信金合併など金融界の再編に拍車がかかっています。雇用状況はかつてな
い程の不安状況を生んでいます。
最も衝撃的だったのが、米国の「中枢同時テロ」事件や「BSE(狂牛病)」の発生であり、あってはいけない不幸なことが起きてしまいました。

 【危機管理】

テロ事件では、さながら戦争状況が続いたまま年を越しました。
我が国も特措法が成立、戦後始めて自衛隊が海外に出て行くこととなりました。私は今回のことを教訓に我が国が国連での取り組みを強化すべきだと考えます。
BSEも未だ原因が究明されないままです。一里四方といわれていた食料の流通が否応なく国際化されている時代です。一方で法の整備はあまりにも遅れています。水際対策(輸入)やチェック(追跡調査)システムなど、原因究明と共に早急な法の整備が必要です。何れもボーダレスな時代に対応できる「危機管理」の仕組みが遅れていることを表しています。

 【システム創り】

「恐れず怯まず捉われず」の構造改革が始まりましたが地方や生活者への「痛み」のみが先行しています。私は戦後の制度疲労を脱却するために改革は必要だと思っています。しかしいま行われている改革は、依然として経済改革が中心で抜本的改革にはなっていません。
21世紀は生活を中心にした改革が必要です。全ての基準を経済から生活に移す新しい「機軸」を創らなければならない時だと考えます。

【新世紀の胎動】

 新しい動きも出てきています。南宗谷広域による「米工房天塩の大地」や上川北部の広域統合による「てしおがわ土地改良区」がスタートしました。イチローや高橋尚子の世界での活躍やコンサドーレのJ1残留は、私たちに元気を与えてくれました。
ここにも広域・世界という時代を感じます。

【ともに生きる】

地方に住み続けられる仕組み、安心して医療を受けられる仕組み、仕事を分け合う仕組み
(ワークシェアリング)が必要です。
21世紀のスタートは、私にとっても、党幹事長という新しい任務を担うこととなりました。本
当の「安心な《ともに生きる》改革」を、創らねばならないと決意しています。
より佳い年ですように。

(2000年 元旦)

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